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 アクセシブルなデザインを。

2010年05月14日

こんにちは、ナガシマです。

このブログも久々の登場です。

 

さて、ちょこっとツイッターでつぶやいているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

ナガシマ、怪我しました。

 

4月に、姉がスキー大会に出るので、そのサポーターとして行ったのですが、

彼女の一本目の滑りを見るべく下に降りようとしたらそのまま春の雪に

板を取られて転倒。

右ひざ前十字靭帯を切って、左ひざの内側の靭帯を伸ばしてしまいました。

 

ということで。

一本目を終えた姉が目にしたのは、コース脇でうずくまり痛みで涙を流している私。

姉の滑りを撮影している映像には、私のうめき声が収録。

 

考えたらなのですが、これまで姉がスキーの指導員の試験を受けたときも、

受験生の姉のそばでクラッシュして、結局姉にサポートされることも多く。

サポートをしに行って毎回サポートされて帰ってくるので、もはや姉にネタにされています。

 

ということで現在リハビリだらけではありますが、少しずつ、歩けるようになりました。

あとは夏までに日常生活に戻り、冬に手術、でリハビリ。。。の予定です。

 

先は長い。

 

今回怪我をしてしみじみ思うのは、日本の病院のレベルの高さと、

街中や公共機関でのアクセスの悪さです。

 

まず病院。

やはりレベルが高いな、と思うのは、設備が整っていること。

怪我談議になるのですが、ナガシマ、これまでに海外で2回怪我しました。

そのうち一回はモンゴルの草原で落馬して、骨折った、といううやつですが。

付近に病院がなく、車で見つけた診療所はレントゲンもないので、

骨折なのに「肉離れ」という恐ろしい診断をされたことがあります。

 

(ちなみにもう一回は、カナダでタクシーに乗ろうとして勢いがつきすぎて座席にぶつかり、

小指にヒビをいれました)

 

「使えば治る」という適当なアドバイスに従い、

折れた右腕でお箸をつかってごはん食べたり

(あとで悶絶)

腕も固定しないまま普通の車でオフロードを走って首都に戻ったり

(戻る7時間あまり、痛みで涙を流し)

 

・・・思い出すだけであの痛み、蘇りますな。

 

最終的に首都ウランバートルに戻って、レントゲンでようやく骨折とわかりました。

が、それからも、ギブスに必要な包帯を探すのに、30分かかり

えらい原始的な方法で接骨をし(押さえつけられて無理やり骨を接ぎました。。。)

治療室にドアがないので、みんながぎゃーぎゃー叫んでるナガシマを見物しているありさまでした。

 

その話をしたら、モンゴルで活動している日本のNGOの方に、

「そういうときは日本大使館に連絡して、ヘリコプターを出してもらうんですよ」と

教えていただきました。そうすると大使館に勤務する医務官の治療を受けられるのだとか。

反対にヘリコプターを使わないと迅速に病院に行けないという現状でもあります。

 

ナガシマの場合、モンゴルで最終的に病院にたどり着いたのは、

怪我してから3日後。

骨折なので、命にかかわるわけではありませんが、しかし病院へのアクセス、

ということの大切さはすごく実感しました。

アフリカに限らず、途上国では病院の数は、人口比でも多くありません。

地方では特に病院が不足しています。

以前スーダンでは、空っぽの手術室をみました。建物があっても設備はないのだそうです。

 

また、医師や看護師の海外流出の問題もあります。

モンゴルでもそうでしたが、給与が安いため、高い賃金を求めて海外に行くのだそうです。

 

もうひとつ、実感するのは公共の場というのは、いわゆる五体満足な人の

ための場なんだな、ということです。

松葉づえをついて感じるのは、歩道は意外に歩きにくい!

狭いのと、場所によって道路が斜めだったり、

石畳の道はきれいですが、松葉づえはひっかりやすかったり。

地下鉄もエスカレーターやエレベーターの設置個所が少ないと、かえって遠くなったり。

すべてのひとがアクセスできるデザインというのは昔に比べて増えてきていると思うのですが、

まだまだだな、と怪我して初めて実感しました。

 

ちなみに、チャイアフ事務所も3階に位置しているので、バリアフリーではなく。

「この際バリアフリーにしましょう」と言ったら、

1階にある駐車場を使え、といわれてしまいました。

 

求む、アクセシブルデザイな事務所。

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