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清潔で安全な水へのアクセスを向上のために
このように、手押しポンプの設置を進める支援を視察し、Child AFRICAが実感したことがあります。
それは、水の問題を考え、解決していこうとするとき、教育がとても重要な役割を果たすということ。清潔で安全な水の存在は子どもに教育を受けさせるために欠かせないものですが、同時に、水の問題の解決には、広い意味での教育が不可欠です。2つの問題は、お互いに作用し合っているのです。
教育は大きく2つの場面で、水の問題の解決に大きな役割を果たします。
まずひとつは、教育を通じ、安全で清潔な水の重要性をしっかりと人々に理解してもらうことです。それにより、不衛生な水を使うことで起こる健康への被害を食い止めることにつながります。
今回の視察で村の人々に話を聞いた際に驚いたのが、下痢や寄生虫病によって起こる腹痛を、自分たちが利用している水と結び付けて考えている人がとても少ないということでした。視察をしたある村で衝撃を受けたのが、村の人たちが利用している手掘りの井戸の中に、白い大きなナマズが泳いでいたこと。村の人が、ナマズが水の中の汚いものを食べてくれるようにと入れたのだそうです。
しかし、川のように水の循環がない場所では、ナマズのふんや細菌など、衛生的な問題があります。このように、利用している水に細菌や寄生虫が入り込んでいる可能性があることを意識していないため、病気になったとしてもその原因を突き止めることができず、そのままその水を使い続けてしまうことがあります。そうした水を利用し続け、下痢がずっと続くようになると体は衰弱し、その他の感染症などへの抵抗力も低下してしまいます。まずは清潔で安全な水とはどのようなものか、そしてそれを使って身体や身近な環境を衛生的に保つことがどのような影響を与えるかという認識を持つことが、健康を守る第一歩になります。
もう一つは、村の人たちが自分でポンプを管理し、必要があれば修繕できるよう、村民たちに対して教育や研修を徹底して行う必要があるということ。ユニセフの支援では、手押しポンプの井戸を設置したあとは、村人たちによる井戸の管理委員会を作り、ポンプの修繕も村民たちが自身で行えるようにトレーニングを受けます。そうした研修を徹底し、必要な部品をどこで手に入れられるかを把握し、自分たちの力で継続的に水を得られる能力を身につけることが重要なのだということを実感しました。








