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Child AFRICA マリ共和国視察レポート
マリについて
Child AFRICAでは2009年4月20日から27日にかけ、西アフリカ・マリ共和国を訪問しました。
今回の訪問の目的は、日本で実施された“Volvic 1ℓ for 10ℓ”の寄付金により、ユニセフが行っている水へのアクセス改善プログラムを視察すること。その視察を通じて、今アフリカでは水にまつわるどのような問題があるのか、安全で清潔な水を手に入れられることが、子どもたちの生活にどのような影響を与えるのかについて考え、そこで感じたこと、学んだことを日本の皆さんに発信すること。
その思いを胸に、日本から約28時間の道のりを経て、乾燥したマリの大地に降り立ちました。

西アフリカの内陸に位置するマリ共和国。「マリ」とは、バンバラ語でカバの意味。かつてのマリ帝国の名前にあやかってつけられました。
マリの国土の北側3分の1はサハラ砂漠の一部です。南部にはニジェール川、西部にはセネガル川が流れています。北部の砂漠地帯では降雨量が極めて少なく、一方南部では熱帯性気候で年間降雨量は700mmを超え、昼夜の温度差が大きいのが特徴です。
マリの人口は比較的気候の穏やかな中央部と南部のニジェール川流域に集中しています。

マリの伝統的なモスク(イスラム教の寺院。)泥でできていて、各村にある。
(撮影協力:Volvic 1L for 10Lプログラム)
日本の約3.3倍の国土に、約1,430万人が暮らすマリ(2007年、UNFPA)。全人口の約9割はイスラム教徒です。植民地の歴史の影響もあって、公用語はフランス語です。
マリは1960年にフランスから独立を果たしました。
2002年に選挙で選出されたトゥーレ現大統領は、地域紛争の解決に積極的に取り組むなど、国内外で高い評価を受けています。※1

(撮影協力:Volvic 1L for 10Lプログラム)
比較的安定しているマリの政情ですが、生活は決して豊かではありません。国連開発計画(UNDP)が算定する、その国の人の生活状況や発展度合いを見る人間開発指数(HDI)によると、マリは2008年の時点で、179か国中168位。HDIの達成が最も低い国の一つです(日本は8位)。2006年の成人識字率は22.9%、一人当たりの年間国内総生産(GDP)は1,058USDです※2(UNDP, 2008年)。
マリの主要産業は綿花生産で、アフリカの中ではエジプトに次ぐ綿花の輸出国として知られています。その他遊牧民を中心に畜産が営まれており、現在皮革などの加工品の輸出が行われています※3。
※1 : http://www.ambamali-jp.org/ja/j02-01.html
※2 : http://hdrstats.undp.org/en/2008/countries/country_fact_sheets/cty_fs_MLI.html
※3 : http://www.ambamali-jp.org/ja/j03-01.html








