キャンペーン
マラウイ全体で大きな課題となる貧困問題。
その解決で必要なのは、援助を与え続けることではなく、彼ら自身が収入を得る手段を持つことです。
今回はそのひとつの試みとして、JICAが進める、一村一品運動も視察しました。

ミトゥンドゥのマーケット
マラウイでは、一村一品運動の現場のひとつ、ミトゥンドゥで、落花生油つくりやキャッサバを使ったパン工場も視察しました。
この一村一品運動は、もともと大分県で提唱、進められた、一村一品運動をヒントに、地域おこし、村おこし運動になります。一村一品運動というと一つの村で一つの商品?と思われそうですが、地域の顔、地域の誇りとなるものを掘り起こし、あるいはつくり出して、全国や世界に通用するものに育てていこうとする、地域活性化のための運動を意味します。1979年に平松守彦・大分県知事が、提唱したのが始まりで、翌1980年には大分県の全市町村で開始されました。

落花生油つくり工場にてリーダーから説明を受ける
2003年から開始され、国家プログラムとして進められる。JICAマラウイ事務所は、2003年度から、一村一品パイロット事業として9つの一村一品プロジェクトを支援し、2005年度からは技術協力プロジェクトとして「マラウイ一村一品運動のための制度構築と人材育成プロジェクト」を開始しました。小規模農民グループを対象に、マラウイ農林水産物を利用した加工技術の普及、品質改善、マーケティング能力向上を図り、マラウイ産品の付加価値向上を目指す。パームオイルソープやバオバブのジャムや油、キャッサバパウダーの生産を行っています。

落花生油を作る。残りかすも肥料で使われる
マラウイ各地で、希望者・グループがアイデアを出し、審査を経て通った企画に対してJICAが少額の支援を行うもので、ミトゥンドゥでは現地で採れるキャッサバの粉を使ったパン工場と落花生油つくりのグループを見学しました。お金を得ることで、ビジネスを長期にわたって展開したり、得た収入でより良い生活作りも可能になります。









